中小企業法律支援センター

セミナー「中小企業の海外事業と知財リスク-模擬事例を用いて、弁護士および弁理士の視点から-」を開催しました(2020年2月19日)

2020年2月19日(水)、JETRO(独立行政法人日本貿易振興機構)及び日本弁理士会関東支部との共催で、「中小企業の海外事業と知財リスク-模擬事例を用いて、弁護士および弁理士の視点から-」と題するセミナーを開催いたしました。
本セミナーでは、海外に事業展開する中小企業を題材とした模擬事例について参加者間で議論していただいた後、講師から解説を行いました。

第1部は、「当販売店を通じた販路拡大の落とし穴」と題し、中国で自社商品の販路開拓を目指す事業者の事例を取り上げました。この事例では、当センターの委員である松澤邦典弁護士から現地の販売店と契約を締結するにあたって注意すべき点を解説し、その後、弁理士橋本虎之助氏から商標の冒認出願に対して取り得る手段を、中国の商標制度を踏まえて解説いただきました。

第2部は、「技術ライセンスの落とし穴」と題し、メーカー事業者と米国企業の取引の事例を取り上げました。この事例では、当センターの委員である藤田達郎弁護士が、弁理士の黒瀬泰之氏と共同し、メーカーが海外企業と取引をする際に技術情報の流出を防ぐため、契約締結や情報管理の観点から注意すべき点を解説しました。

参加者には6つのグループに分かれ、各事例について問題点や解決策を議論していただきました。法律的な解決に限らず、事業の現場での解決の方策が提案されるなど、様々な意見が交わされました。事例を用いた実践的な検討を通じて、参加者には問題点についての理解を深めていただけたものと思います。

日時

2020年2月19日(水)13時50分~16時30分

内容

第1部 販売店を通じた販路拡大の落とし穴(ワークショップ形式)

骨董通り法律事務所 松澤 邦典 弁護士(東京弁護士会中小企業法律支援センター委員)
橋本総合特許事務所 橋本 虎之助 弁理士(日本弁理士会関東会東京委員会委員)

第2部 技術ライセンスの落とし穴(ワークショップ形式)

そらおと国際特許事務所 黒瀬 泰之 弁理士(日本弁理士会関東会東京委員会委員)
内田・鮫島法律事務所 藤田 達郎 弁護士(東京弁護士会中小企業法律支援センター委員)

場所

31Builedge_YAESU会議室D+E(中央区八重洲2-7-2 八重洲三井ビルディング3階)

主催・共催

ジェトロ東京
東京弁護士会、日本弁理士会関東会

 

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