経営お役立ちコラム

2023.06.07 【SDGs】

SDGsの具体的な取り組み方法について教えてください。

弁護士 松本 泉

Q
SDGsの具体的な取り組み方法について教えてください。
A
2016年3月に、企業が具体的にSDGsにどのように取り組めばよいかを解説した「SDGsの企業行動指針(SDG Compass)」が公表されました。そこでは、①SDGsを理解する、②優先課題を決定する、③目標を設定する、④経営へ統合する、⑤報告とコミュニケーションを行う、の5つのステップが紹介されています。

(解説)

SDGsへの取り組みは一見難しいことのようにも見えますが、必ずしも特別な知識や経験が必要というわけではありません。実際、多くの中小企業や小規模企業の皆様が、自社の経営を通じて問題意識を持った身近な課題に取り組むことによって、SDGsを経営に取り入れています。

中小企業や小規模企業の皆様にとって参考となりうるガイドラインとして、2016年に公表された「SDGsの企業行動指針(SDG Compass)」が、5つのステップを提唱しています。このほか、中小企業基盤整備機構東京都中小企業振興公社などが、同指針をかみ砕いてより分かりやすく説明したガイダンスを公表しています。

加えて、他社の事例をご参照頂くことによって、自社の経営にどのようにSDGsを取り入れるかという点の具体的なイメージが湧いてくることと思います。この観点から、関東経済産業局J-Net21などが様々な事例をわかりやすく紹介していますので、そちらもご参照ください。

最後に、SDGsに取り組むということは、多かれ少なかれ、これまで自社が行ってこなかった新しい事項に取り組むということを意味しています。
その取組みにあたって法律面で不安を感じたり、本記事に関するご不明な点があったりするなど、SDGsやビジネスと人権に関するご相談があれば、中小企業・個人事業主の法的支援を扱う「東京弁護士会中小企業法律支援センター」の相談窓口まで、お気軽にお問い合わせください。

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