ご挨拶

中小企業の皆様のため,
皆様とともに,できること
―ピンチこそ
チャンスに変えたい―

わが国の中小企業は,地域経済を支え,雇用を創出し,さらには最先端の技術開発に寄与するなど,
まさに,日本経済の中心をささえてきました。中小企業が元気でいることは,
わが国社会が元気でいることの,大前提といえます。

他方で,コロナ禍が続く中,今,中小企業はこれまでにない窮地に追い詰められています。
中小企業が元気でいることが,最も厳しい状況を迎えているともいえるのではないでしょうか。

こうした状況を目の当たりにし,私たち弁護士も,戸惑う毎日ではありました。
が,今の私たちに求められているのは,
窮状を訴えるご相談者やご依頼者の声に耳を傾け,
これまで以上に,
基本的人権擁護と社会正義の実現といった
本来の責務に献身することであると思いました。

今こそ,私たち弁護士は,中小企業やその経営者の皆様にしっかりと寄り添い,
皆様とともに,
ピンチをチャンスに変える気概をもって,
その責務を果たしていくべきと考えます。

東京弁護士会の中小企業法律支援センターは,これまで続けてきた取組を継続,発展させつつ,
新しい時代を拓く視点や理想を掲げ,本年度,以下のような活動を展開して参ります。

コンシェルジュ弁護士制度

当センターは,中小企業の皆様のニーズに応じた最適の弁護士をご紹介できるように,
コンシェルジュ弁護士制度を採用しています。
この制度は,中小企業の皆様からのご相談を,
「コンシェルジュ弁護士」がお電話でその概要をお伺いして,
ご要望に適切に対応できる弁護士を迅速にご紹介する制度です。
何か問題が生じたときにはもちろん,
将来の悩みを抱えている段階でも,お気軽に利用していただけると幸いです。

アウトリーチ活動・
各種士業団体との連携

当センターは,自治体,各種中小企業関連団体,金融機関,各種士業の団体と密接に連携して,
イベントやセミナー,
勉強会を開催するなどして,互いの強みを活かしながら,
中小企業の皆様を総合的にサポートする取組を推進してまいりました。
近年は,知的財産権や医療などにも焦点をあて,
こうしたテーマに特化したワーキングチームを組んで研究を行い,
関係機関との連携やアウトリーチを試みています。
コロナ禍での活動には制約はありますが,オンラインなどを利用し,
本年度も,積極的に各種の活動を展開してまいります。

その他の活動
―Withコロナ 
2年目を迎えて―

当センターは,これまでも,経営者の高齢化に伴う事業承継や働き方改革など,
時代に応じた重要なテーマについてプロジェクトチームを組成し,
各種の提言や支援活動に取り組んでまいりました。
また,昨年度は,コロナ渦の中,関連する各種の情報を精力的に収集し,
「新型コロナウイルス対策に関するQ&A」を随時ホームページにアップするなど,
withコロナの実情,窮状をふまえた活動を進めてまいりました。
本年度,いわばwithコロナ2年目を迎え,
私たちは,さらに,中小企業や経営者の皆様の喫緊のニーズに対応した各種のテーマについて,
積極的な情報発信や支援を進めてまいります。

持続可能な新しい時代,
社会を目指して
―Withコロナのその先へ―

Withコロナの状況が続くなか,中小企業や経営者の皆様は,
困難な状況と闘っておられることと思います。
と同時に,ICTの飛躍的発展や働き方の革新的変化,コロナ需要による新ビジネスの可能性など,
新たな時代の到来も感じておられるのではないでしょうか。
世界に目を向ければ,環境や人権問題とビジネスの関係にこれまでにないスケールで
スポットがあてられています。
持続可能な世界を目指し,国連が持続可能な開発目標(SDGs)を掲げ,
各国に積極的な取組を促しています。
こうした時代の潮流を敏感に感じとりながら,私たちは,中小企業や経営者の皆様とともに,
希望や理想を忘れずに,新しい取組にチャレンジしていきたいと考えています。
その一つの試みとして,昨年度,私たちは,SDGsをテーマにプロジェクトチームを立ち上げ,
研鑽を積んでまいりました。
本年度は,中小企業や経営者の皆様とともに,さらに研鑽を重ね,
発信を行うなど活動の幅を拡げてまいりたいと考えます。

さいごに

多くの課題,難題に直面する中小企業や経営者の皆様におかれましては,
これまで以上にそれらを抱えこむことなく,お気軽に当センターをご活用いただければ幸いです。
困難な状況,不透明な時代に立ち向かうときこそ,
私たち弁護士は,皆様のため,皆様とともにありたい,と考えます。
どうぞ,よろしくお願い申し上げます。

組織概要

日本国内で弁護士業務を行うためには、
すべての弁護士は日本弁護士連合会(以下「日弁連」)に登録しなければなりません。
日弁連への登録は、弁護士業務をする事務所が所在する各地の弁護士会を通じて行われます。
日本全国には52の弁護士会が存在しており、
その内訳は「45の府県庁所在地」「札幌・函館・旭川・釧路の各地方裁判所」「東京は例外的に3つ」
となっています。
当センターは、東京にある日本最大規模の弁護士会である「東京弁護士会」が運営しています。

所在地
〒100-0013
東京都千代田区霞が関1丁目1番3号弁護士会館6階(東京弁護士会内)

東京メトロ丸ノ内線、日比谷線、千代田線「霞ヶ関駅」
B1-b出口より直通

東京メトロ有楽町線「桜田門駅」
5番出口より徒歩8分

TEL 03-3581-8977
受付時間/平日 9:30~16:00